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作者:太田出
发表时间:2019-10-22
177人
书名:関羽と霊異伝説
副标题:清朝期のユーラシア世界と帝国版図
著者:太田出
出版社:名古屋大学出版会
出版时间:2019-08
ISBN:978-4-8158-0961-4
页数:324頁
定价:5,400円
【内容简介】
《三国志》的英雄关羽为什么会成为中国代表的神?该书展示了民间信仰的扩展和近代国家统治的不可分割的关系,同时也在视野中描绘了帝国版图的扩大所发挥的作用,以及与欧亚诸民族的对抗和与当地神灵的习合,是捕捉了从古代至今的关羽信仰的全貌的力作。
【作者简介】
太田出,日本大阪大学東洋史学博士,现为日本京都大学大学院人間・環境学研究科教授,研究方向:中国法制史、中国農村社会、民間信仰、王権与宗教、太湖流域漁民登,著有《中国近世の罪と罰》(名古屋大学出版会,2015年),参著《中国農村の信仰と生活——太湖流域社会史口述記録集》(汲古書院、2008年)、《近現代中国の芸能と社会 皮影戯·京劇·説唱》(好文出版、2013年)等。
【目录】
目次
凡例
参考地図
序 章 領域統合と民間信仰
1 現代における国家と関羽信仰
2 中国近世の民間信仰に関する研究
3 清朝の統治構造、王権と宗教に関する研究
4 本書の目的と構成
第1章 唐朝から明朝における関羽の神格化
1 『三国志』『三国志演義』に見える関羽の義行と霊異伝説
2 唐朝から元朝までの関羽の霊異伝説
3 明朝における関羽の霊異伝説
4 関羽の神格化と霊異伝説
第2章 清朝と関聖帝君の「顕聖」
—— 霊異伝説の創出
1 清朝における関羽の祭祀・封号と軍隊
2 関聖帝君の霊異伝説の分析
3 関聖帝君の顕聖と「われわれ」意識の共有
第3章 関帝廟という装置
1 現代中国の関帝廟
2 記憶・伝承装置としての関帝廟
3 顕聖する空間としての関帝廟
第4章「白蓮」の記憶
—— 明清時代江南デルタの謡言と恐怖
1 恐怖の謡言をめぐる研究視角
2 光緒二年の謡言(1)—— 県志中に見える紙人、魘魅、割辮
3 光緒二年の謡言(2)—— 郷鎮志中の「国を挙げて狂うが若し」
4 たぐりよせられる過去の記憶
5 「白蓮」紙人の恐怖と関聖帝君の顕聖
第5章 清朝のユーラシア世界統合と関聖帝君
—— 軍事行動における霊異伝説の創出
1 乾隆帝と関聖帝君の顕聖
2 新疆・チベット・台湾における関聖帝君の顕聖
3 乾隆帝と関聖帝君・転輪聖王・ゲセル
第6章 清朝の版図・王権と関羽信仰
—— 乾隆帝の十全武功と関聖帝君の顕聖
1 十全武功の記憶化と版図の可視化
2 清朝の版図と関聖帝君
3 清朝皇帝の権威と関聖帝君
終 章 国家と宗教
1 中国近世における国家と宗教—— 清朝の王権と関羽信仰
2 近世東アジアにおける王権と宗教
3 近代国家と宗教
註
参考文献
あとがき
図表一覧
索引
英文摘要
中文摘要